近世大名の権力編成と家意識
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近世大名の権力編成と家意識
吉川弘文館, 2010.1
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近世大名の権力編成と家意識
近世大名家における権力編成と『御家』意識
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キンセイ ダイミョウ ノ ケンリョク ヘンセイ ト イエイシキ
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Note
博士論文「近世大名家における権力編成と『御家』意識」(一橋大学, 2007年) をもとにまとめたもの
Description and Table of Contents
Description
大名改易、養子問題、主君「押込」、家中騒動…。近世大名家は、これら御家断絶の危機にどのように対応し、「御家」を存続させたのか。家臣団編成や戦略的に醸成された御家意識を追及し、近世大名の「家」戦略の実態に迫る。
Table of Contents
- 序章 「藩」・大名研究の沿革と本書の構成
- 第1章 越後騒動とはなにか—御家騒動・改易・大名家の連続
- 第2章 近世の「大名預」と「御家」・大名親族集団
- 第3章 大名改易にける藩領処理—史料論的アプローチ
- 第4章 在番大名の支配構造—幕藩権力編成の一視点
- 第5章 大名家家臣団の再編成とその構造
- 第6章 近世大名の無嗣逝去と藩の対応—五万石の減知と家臣の削減
- 第7章 近世大名の「御家」意識と大名間秩序—将軍家の血の流入と由緒
- 第8章 十九世紀の政権交代と武家官位—官位叙任一件を素材に
- 終章 近世大名の「家」戦略と近代への展望
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