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二つの同時代史

大岡昇平, 埴谷雄高著

(岩波現代文庫, 文芸 ; 159)

岩波書店, 2009.12

タイトル読み

フタツ ノ ドウジダイシ

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注記

本書は「大岡昇平・埴谷雄高二つの同時代史」として1984.7に刊行されたもの

内容説明・目次

内容説明

戦後文学の二巨匠が、その社会意識の目ざめから、青春、戦争体験、文学的出発、戦後文学、安保闘争、赤軍事件と、時代を交錯させながら縦横に語る連続対談。変転する文学精神には鋭敏に呼応し、これを撃ち、真摯にかつユーモラスに語り合って倦むことがない。二人の生誕百年を機に初めて文庫化する。

目次

  • 意識の目ざめ
  • 大正から昭和へ
  • 文学的青春
  • 子ども殺しと監獄体験
  • 戦前から戦中へ
  • ミンドロ
  • 『俘虜記』と『死靈』と
  • 「近代文学」の創刊と第一次戦後派
  • 『武蔵野夫人』のころ
  • スターリン・毛沢東批判
  • 「声」と「近代文学」の表裏
  • 安保の時代とそれ以後
  • 『死霊』と戦後の文学
  • 三島由紀夫と花田清輝
  • 七〇年代後半
  • 近況をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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