Mario Giacomelli : 黒と白の往還の果てに
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Mario Giacomelli : 黒と白の往還の果てに
青幻舎, 2009.11
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La figura nera aspetta il bianco : Mario Giacomelli
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Mario Giacomelli : クロ ト シロ ノ オウカン ノ ハテ ニ
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参考文献: p254-255
Description and Table of Contents
Description
マリオ・ジャコメッリの写真を、その芸術を、内的で深い詩を、クリエイティブな高揚をめぐる長い旅を提案する。1950年代から写真を撮り始め、2000年にその生涯を閉じたマリオ・ジャコメッリは世界を代表する写真家の一人である。イタリアの小さな村が舞台の“スカンノ”、死にゆくホスピス老人たちを凝視した“死が訪れて君の目に取って代わるだろう”、若き神学生たちを撮った“私には自分の顔を愛撫する手がない”、“死に行く大地”“夜が心を洗い流す”などの代表作はもちろん、最晩年の未発表作品まで、およそ100点余の作品を網羅。7名の識者による評論、子息による詳細な年譜、作家自身が望んだ配列に従った“写真シリーズ”、さらには制作にインスピレーションを与えた詩6篇を含む決定版。寡黙なる宿命の大地虚無と孤独実存を突き刺す深淵の世界…。モノクロームと強烈なコントラストで「生」と「死」のあいだを往還する作品。
Table of Contents
- マリオ・ジャコメッリもしくは1925年生まれの若者と1968年生まれの息子の思い出
- 評論、写真
- 身体としての風景
- ジャコメッリのリアリズム
- ひとに寄り添って—あるいは生と死の境の世界
- “簡素こそ豊穣”な世界のなかで
- 現実とその痕跡
- 詩(そして哲学)としての写真
- カオスからカオスへ
- シリーズ
- 詩および参考文献
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