枕草子
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枕草子
(21世紀版少年少女古典文学館 / 興津要, 小林保治, 津本信博編 ; 司馬遼太郎, 田辺聖子, 井上ひさし監修, 第4巻)
講談社, 2009.11
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マクラノソウシ
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Description and Table of Contents
Description
『枕草子』は、平安時代宮中に仕えた女房、清少納言が書いた随筆である。日本の古典の中で「徒然草」とならんで最もすぐれた随筆文学とされている。宮中でのセンスあふれる会話や歌のやりとり、宮廷人の遊びや男女のファッションなどをいろあざやかに描いた段、現代的ともいえる女性感覚で切りとった自然や風物、そして、みずからの体験をふまえた恋愛模様、人間模様などをつづった段と内容はさまざまである。千年の時を経てなお読みつがれる魅力、それは人間の心を深く見すえる目と、四季や風物に対するたぐいまれな感受性にほかならない。
Table of Contents
- 第1段 四季の美しさ—春はあけぼの
- 第8段 中宮がお産のために—大進生昌が家に
- 第9段 命婦のおとどという名のねこ—うえにさぶらう御ねこは
- 第23段 清涼殿のはなやかさ—清涼殿の丑寅のすみの
- 第24段 女の生き方—おいさきなく
- 第25段 興ざめなものは—すさまじきもの
- 第28段 いやな、にくらしいもの—にくきもの
- 第29段 どきどきするもの—こころときめきするもの
- 第30段 過ぎた日の恋しくなつかしいもの—すぎにしかた恋しきもの
- 第36段 七月のある朝のこと—七月ばかりいみじうあつければ〔ほか〕
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