Bibliographic Information

第一次世界大戦 : 忘れられた戦争

山上正太郎 [著]

(講談社学術文庫, [1976])

講談社, 2010.1

Other Title

第一次世界大戦 : 忘れられた戦争

Title Transcription

ダイイチジ セカイ タイセン : ワスレラレタ センソウ

Note

初版は1985年に社会思想社から刊行

「歴史・人間・運命 山上正太郎歴史叙述集2」(2000年、文元社刊)所収版を底本として文庫化

参考文献: p243-245

略年表: p255-259

Description and Table of Contents

Description

一九一四年夏、「戦争と革命の世紀」が幕を開けた。交錯する列強各国の野望、暴発するナショナリズム、ボリシェヴィズムの脅威とアメリカの台頭…。ヴィルヘルム一世、ロイド・ジョージ、クレマンソー、レーニン、ウィルソンら指導者たちは何を考え、どう行動したのか。日本の進路に何をもたらしたか。「現代世界の起点」たる世界戦争を鮮やかに描く。

Table of Contents

  • 1 国益といい、自衛という論理(その夏の暗い思い出;ナショナリズムの復讐;落葉の頃も、クリスマスの頃も;いち早き美酒の味わい)
  • 2 「勝利なき平和」における現実(ひそかなる外交の果て;合衆国、参戦に近づく;「双頭の鷲」のための挽歌)
  • 3 古き良きヨーロッパのゆくえ(一〇月への一筋の道;春浅きブレスト=リトフスクにて;皇帝、オランダに去る)
  • 4 可能なことと、不可能なことと(パリやモスクワに集う人びと;またも妥協に閉じる終幕;大いなる挫折によせて;さらに記憶すべき後日談)

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1
Details
Page Top