平気で冤罪をつくる人たち : 誤判は必然的に生まれる

書誌事項

平気で冤罪をつくる人たち : 誤判は必然的に生まれる

井上薫著

(PHP新書, 651)

PHP研究所, 2010.1

タイトル別名

平気で冤罪をつくる人たち

タイトル読み

ヘイキ デ エンザイ オ ツクル ヒト タチ : ゴハン ワ ヒツゼンテキ ニ ウマレル

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内容説明・目次

内容説明

菅家利和さんの無実が確実になった足利事件。男性にとって決して他人事ではない痴漢冤罪。これらの悲劇はなぜ起こるのか。「起訴された刑事事件の有罪率—九九%」という驚くべき数字は、本当に妥当なものなのだろうか。実は日本の裁判官には、誤判を必然的に生んでしまうある心理傾向が存在する、と著者は指摘する。元裁判官だからこそ告発しうる冤罪の根源から、日本の司法の「建前」と「現実」の甚だしい乖離が見えてくる。

目次

  • 第1章 有罪率九九%の疑問
  • 第2章 足利事件に見る誤判の原因(足利事件の概要;DNA鑑定の光と影  ほか)
  • 第3章 痴漢冤罪の場合(典型事例で考える;水掛け論でも有罪 ほか)
  • 第4章 冤罪は必然的に起こる(告告人無罪推定の原則;裁判実務上の原則逆転 ほか)
  • 第5章 冤罪蔓延がもたらすもの(裁判所の暴走;国民の基本的人権が有名無実化  ほか)
  • 第6章 冤罪根絶のために(裁判腐敗の現実を知ってほしい;裁判所信仰を断ち切る   ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB0080002X
  • ISBN
    • 9784569776316
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    219p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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