ダーウィンと道徳的個体主義 : 人間はそんなにえらいのか
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ダーウィンと道徳的個体主義 : 人間はそんなにえらいのか
晃洋書房, 2010.1
- タイトル別名
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Created from animals : the moral implications of Darwinism
ダーウィンと道徳的個体主義 : 人間はそんなにえらいのか
- タイトル読み
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ダーウィン ト ドウトクテキ コタイ シュギ : ニンゲン ワ ソンナ ニ エライ ノカ
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注記
文献: 巻末p15-22
内容説明・目次
内容説明
本書は古代以来、西洋思想を一貫する人間絶対主義に進化論の観点から疑義を呈し、いわゆる「人間の尊厳」を明確に否定したものである。人間の相対化と安楽死や中絶の容認、なによりも肉食の否定と動物の権利の承認に、読者はこれからの倫理の方向を見出すことであろう。
目次
- 第1章 ダーウィンの発見(若き日のダーウィン;一八三一年当時、世界はどう見られていたか ほか)
- 第2章 進化と倫理はどのように関係するか(スペンサーから社会生物学へ;人間は道徳的に特別なのか)
- 第3章 ダーウィン主義者は宗教に対して懐疑的にならねばならないか(ダーウィンの懐疑;目的なき自然)
- 第4章 人間は動物とどのくらい違うか(人間は唯一の理性的動物か;人間は唯一の道徳的動物か ほか)
- 第5章 人間を特別視しない道徳(平等の原理;種差別主義 ほか)
「BOOKデータベース」 より