「お客様」がやかましい

書誌事項

「お客様」がやかましい

森真一著

(ちくまプリマー新書, 131)

筑摩書房, 2010.2

タイトル別名

お客様がやかましい

タイトル読み

オキャクサマ ガ ヤカマシイ

内容説明・目次

内容説明

現代の日本社会は「お客様=神様」として扱うが、客の不満はゼロになるどころか、不満は増大し、自主性の欠如や拝金主義、暴力につながっていく。「お客様」社会の問題点と脱却法を考える。

目次

  • 第1章 「お客様」社会先進国ニッポン(消費者社会としての日本社会;「お客様」社会としての日本社会;広がる「お客様」化;「お客様」になれば認めてもらえる)
  • 第2章 「お客様」による暴力はなぜ増える?(「お客様」社会は問題か?;「お客様」は「荒ぶる神様」;「お客様」が暴力的になる理由)
  • 第3章 客を客とも思わない店員—労働者から誇りを奪う「お客様」社会(「お客様」社会の逆説;スーパーと職人;スーパー、職人、マニュアル;失礼なバイト店員が増えた理由;失礼な職人的店員が増えた理由)
  • 第4章 教育の「お客様」社会化は、学ぶひとを不幸にする(学校教育の「お客様」社会化;「お客様」社会化した大学の現状;「お客様」社会化した大学の問題点;学校教育の「お客様」社会化マッチポンプ)
  • 第5章 「お客様」意識からの脱却(不満排除システム;不満排除の逆説的帰結;せいぜい「お客さん」)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB01080800
  • ISBN
    • 9784480688316
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    180p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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