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戦国大名の婚姻戦略

渡邊大門著

(角川SSC新書, 090)

角川SSコミュニケーションズ , 角川グループパブリッシング (発売), 2010.1

タイトル読み

センゴク ダイミョウ ノ コンイン センリャク

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注記

参考文献: p173-174

内容説明・目次

内容説明

戦国大名たちは、むやみに合戦に明け暮れていたわけではない。そもそも戦国大名には、まず領国の統治能力が求められていたのであり、無益な戦いを避けることこそ賢明な策と考えられていた。それゆえ、各国は互いの憂いを絶つために同盟を締結し、その証として血縁を結んだ。こうした政略結婚は四方八方に向けて行われたため、各大名は子息・子女が足りなくなり、養子・養女を受け入れて「駒」不足を補っていたほどである。つまり、戦国時代は「合戦」の時代であるとともに、「婚姻」の時代でもあったのだ—。本書は政略結婚という切り口によって戦国時代を紐解いていく。

目次

  • 第1章 時代に翻弄された浅井三姉妹—織田・豊臣・徳川に関わった「江」の政略結婚
  • 第2章 小さき戦国武将の知恵—謀略で成り上がった宇喜多氏の婚姻政策
  • 第3章 戦国大名の盟主同士の婚姻—甲駿相三国同盟の締結と崩壊
  • 第4章 戦国大名と寺社との婚姻—尼子氏の出雲大社戦略
  • 第5章 中小規模の国人が戦国大名となる道—毛利氏の中国統一と婚姻
  • 第6章 戦国大名と公家との婚姻—「今川氏と公家」「秀吉と関白相論」の二例
  • 第7章 婚姻戦略の終焉—徳川家康と武家諸法度

「BOOKデータベース」 より

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