沙門空海唐の国にて鬼と宴す
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書誌事項
沙門空海唐の国にて鬼と宴す
(徳間文庫, [ゆ2-16,
徳間書店, 2010.2-2010.3
- 巻ノ1
- 巻ノ2
- 巻ノ3
- 巻ノ4
- タイトル読み
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シャモン クウカイ トウ ノ クニ ニテ オニ ト ウタゲ ス
大学図書館所蔵 件 / 全11件
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巻ノ1913.6-Y 97-11310004685,
巻ノ2913.6-Y 97-21310004696, 巻ノ3913.6-Y 97-31310004708, 巻ノ4913.6-Y 97-41310004710 -
巻ノ1913.6||YU||100072832,
巻ノ2913.6||YU||200072833, 巻ノ3913.6||YU||300072834, 巻ノ4913.6||YU||400072835 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
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巻ノ1 ISBN 9784198931193
内容説明
貞元二十年(西暦八〇四年)。遣唐使として橘逸勢らとともに入唐した若き留学僧・空海。洛陽での道士・丹翁との邂逅を経て長安に入った彼らは、皇帝の死を予言する猫の妖物に接触することとなる。憑依された役人・劉はすでに正気を失っていたが、空海は、青龍寺の僧とともに悪い気を落とし、事の次第を聞くことになった。
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巻ノ2 ISBN 9784198931209
内容説明
妖物が歌ったのは李白の「清平調詞」であり、約六十年前、玄宗皇帝の前で楊貴妃の美しさを讃えた詩であった。白居易という役人から示唆され、一連の怪事は安禄山の乱での貴妃の悲劇の死に端を発すると看破した空海は、その墓がある馬嵬駅に赴く。墓前には白居易—後の大詩人・白楽天が。彼は空海に、詩作に関する悩みを打ち明けるのだった。
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巻ノ3 ISBN 9784198931346
内容説明
安禄山の乱の折、玄宗皇帝は最愛の楊貴妃を処刑せざるを得ない状況に陥った。そこで道士・黄鶴は驚くべき提案をする。しかし、尸解の法を用いて貴妃をいったん仮死状態にするというその奇策は、無惨な結末を迎えることになった。四十数年前、安倍仲麻呂が李白宛に遺した手紙に記された身の毛もよだつ顛末。空海はゆっくりと読み下していった。
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巻ノ4 ISBN 9784198931353
内容説明
そしてもう一通。玄宗側近の宦官・高力士が遺した手紙には更なる驚愕の事実が記されていた。その呪いは時を越え、順宗皇帝は瀕死の状態に。呪法を暴くよう依頼された空海は、逸勢や白楽天、大勢の楽人や料理人を率いて華清宮へと向かう。そこはかつて玄宗と楊貴妃が愛の日々をおくった場所であった。果たして空海の目的は—?堂々の完結。
「BOOKデータベース」 より