森林の持続可能性と国際貿易

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森林の持続可能性と国際貿易

島本美保子著

岩波書店, 2010.2

タイトル読み

シンリン ノ ジゾク カノウセイ ト コクサイ ボウエキ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

貴重な森林資源破壊の原因の一つが、林産物貿易であるのは明らかにもかかわらず、GATT/WTO体制のもと、その貿易自由化が押し進められてきたのはなぜか。そもそも林産物の貿易自由化は森林の持続可能性とどう関係するのだろうか。この命題を経済学の立場から理論的かつ実証的に解き明かすことで、現在の貿易体制の矛盾を明らかにし、林産物貿易の有り方について具体的政策を提言する。

目次

  • 序章 「林産物貿易と森林の持続可能性」論争
  • 第1章 森林の現状と森林の持続可能性
  • 第2章 森林の持続可能性と林産物貿易マクロ実証モデル
  • 第3章 「貿易と環境」理論とその限界
  • 第4章 森林の持続可能性と貿易政策
  • 第5章 林産物産業の寡占的体質とレントシーキング
  • 第6章 自由貿易体制と林産物貿易
  • 第7章 国際金融論的視点およびグローバル企業と日本の経済利益
  • 終章 結論

「BOOKデータベース」 より

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