孤高のメス : 神の手にはあらず

書誌事項

孤高のメス : 神の手にはあらず

大鐘稔彦〔著〕

(幻冬舎文庫, お-25-9-12)

幻冬舎, 2009

  • 第1巻
  • 第2巻
  • 第3巻
  • 第4巻

タイトル読み

ココウ ノ メス : カミ ノ テ ニワ アラズ

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内容説明・目次

巻冊次

第1巻 ISBN 9784344413849

内容説明

前人未踏の脳死肝移植を成功させながら激しいバッシングにあい、病院を辞した当麻鉄彦。彼を守りきれなかった病院からは次々と医師が去り、経営に暗雲が垂れこめる。一方当麻は、後を追ってきた矢野とともに、台湾で患者の命を救い続けていた。そんな折、日本での手術が絶望的になった「エホバの証人」の癌患者が一縷の望みで当麻を訪ねてくる…。
巻冊次

第2巻 ISBN 9784344413856

内容説明

当麻は台湾でも着実に評価を高め、日々多くの患者が訪れていた。そんな折、台湾の国際外科学会に、彼が日本を去る一因を作った反当麻の急先鋒、徳武が顔を見せ、不穏な空気が流れる。一方、当麻を失った病院では、医療の質が落ち、患者の数は減るばかり。経営が悪化する中、島田院長の言動に明らかな異変が現れ、事務長らは追い込まれて行く…。
巻冊次

第3巻 ISBN 9784344413887

内容説明

恩師・羽島から自らの癌手術に立ち合って欲しいとの依頼を受け、久しぶりの日本で手術に臨んだ当麻。かつてのライバルとのわだかまりも消え、心地よい一献を傾ける。一方古巣の甦生記念病院では、盲腸の手術中に起こった麻酔事故で患者が脳死状態に陥ってしまう。患者の弁護士と外科医長・荒井は激しく対立、ついに訴訟問題に発展してゆく—。
巻冊次

第4巻 ISBN 9784344413894

内容説明

死亡肝移植によって一命をとりとめた大川が拒絶反応を起こし、再手術のため台湾へ来る。当麻は翔子もまた病魔に侵されていることを告げ、自らメスを執った。最愛の翔子と共に生きるため、古巣の甦生記念病院へ戻る決心を固める当麻。しかし病魔は静かに翔子の体を蝕んでいた…。現代の医療システムに警鐘を鳴らす衝撃の問題作、ついに完結。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB01247451
  • ISBN
    • 9784344413849
    • 9784344413856
    • 9784344413887
    • 9784344413894
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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