福沢諭吉国を支えて国を頼らず

書誌事項

福沢諭吉国を支えて国を頼らず

北康利 [著]

(講談社文庫, [き-56-3], [き-56-4])

講談社, 2010.2

タイトル別名

国を支えて国を頼らず : 福沢諭吉

タイトル読み

フクザワ ユキチ クニ オ ササエテ クニ オ タヨラズ

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注記

2007年3月刊を加筆・修正して上下巻に分冊したもの

叢書番号はブックジャケットによる

福澤諭吉関連年譜: 下 p198-207

参考文献: 下 p208-212

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784062765718

内容説明

日本を代表する偉人・福沢諭吉。しかし、一万円札の人、慶応の創始者、『学問のすゝめ』の著者以外、あまり知られていないのではないだろうか…。武士の家に生まれたにもかかわらず門閥制度を否定し、いち早く英語を身につけ外国へと渡る。自由を尊んだ彼は、日本を近代国家へと導いた立て役者であった。

目次

  • 第1章 門閥制度は親の敵でござる(父・福沢百助から学んだこと;長崎での蘭学修業;人生の師・緒方洪庵)
  • 第2章 「自由」との出会い(「江戸出府を命ず」;咸臨丸太平洋横断;離婚、そして師との別離)
  • 第3章 立国は私なり(仮に慶応義塾と名づく;明治維新;至るところ教場あり)
  • 第4章 『学問のすゝめ』(国民への叱咤激励;文部官僚・九鬼隆一の誕生;「文部卿は三田にあり」)
巻冊次

下 ISBN 9784062765725

内容説明

国家権力を振りかざす者には徹底的に反発する一方で、義理人情に厚く、女性の立場を擁護した福沢諭吉。盟友・大隈重信と国の行く末を案じ、国民の教育に力を注ぎ、江戸から明治に至る大転換期に真の独立を説いた。その信念は、混迷の今にこそ光明を与えるはずである。評伝の名手が描いた「福沢諭吉」決定版。

目次

  • 第4章 『学問のすゝめ』(盟友・大隈重信)
  • 第5章 ベンチャー起業家として(教育令の失敗;交詢社設立と外為銀行、生命保険の創業;明治一四年の政変;『時事新報』創刊)
  • 第6章 かくて「独立自尊」の旗は翻った(大学部、幼稚舎、そして家族;金玉均と朝鮮独立運動支援;モラル・スタンダードの確立を目指して)
  • 終章 我々に託された思い

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB01317069
  • ISBN
    • 9784062765718
    • 9784062765725
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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