会津という神話 : 「二つの戦後」をめぐる「死者の政治学」
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書誌事項
会津という神話 : 「二つの戦後」をめぐる「死者の政治学」
(Minerva人文・社会科学叢書, 158)
ミネルヴァ書房, 2010.3
- タイトル別名
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会津という神話 : 二つの戦後をめぐる死者の政治学
会津という神話 : 「2つの戦後」をめぐる「死者の政治学」
会津という神話 : 2つの戦後をめぐる死者の政治学
- タイトル読み
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アイズ トイウ シンワ : 「フタツ ノ センゴ」オ メグル「シシャ ノ セイジガク」
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注記
参考文献: p247-258
内容説明・目次
内容説明
幕末維新期、戊辰戦争を頂点とする一連の戦いにおいて、会津の戦死者はナショナルな祭祀から排除された。彼らと、生き残った会津の人々とが経験した「犬死に」—この非業と不条理に満ちた死の経験は、その後どのように「克服」され、「解決」されていったのか。本書では、戊辰戦争や西南戦争での戦死者を会津の人々がどのように認識し、自らのアイデンティティを組み立てていったのかを明らかにする。
目次
- 序章 死者と共同体
- 第1章 会津藩の戊辰戦争—近代会津へのプロローグ
- 第2章 「阿蘇の佐川官兵衛」をめぐる記憶と忘却
- 第3章 近代会津アイデンティティの系譜
- 第4章 「雪冤勤皇」期会津における戦死者の記憶と忘却
- 第5章 戦後会津における「観光史学」の軌跡
- 終章 “二つの戦後”をめぐる“死者の政治学”
「BOOKデータベース」 より