捨て童子・松平忠輝
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捨て童子・松平忠輝
(隆慶一郎全集 / 隆慶一郎著, 巻9-11)
新潮社, 2010.2
- 上
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- タイトル別名
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捨て童子松平忠輝
- タイトル読み
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ステ ドウジ マツダイラ タダテル
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784106470097
内容説明
容貌怪異ゆえ、誕生直後に捨てられた忠輝。「鬼っ子」と疎まれつつも、傀儡子たち「道々の輩」に練磨され鍛えられ己れの生きる道を、自らの手で切り開いていく…。敵味方問わず人望厚く、武の道にも秀でた忠輝を、家康は何ゆえ遠ざけたのか—。不穏な気配が天下に満ち、戦国の力学が渦を巻く!陰謀を憎み、しがらみを嫌い、自由を愛した—鬼っ子の烙印を押されながらも、剛直果敢に生きた忠輝の生涯。
- 巻冊次
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中 ISBN 9784106470103
内容説明
キリシタンを怖れず、ラテン語まで修得した忠輝は越後福嶋藩七十五万石の藩主となっても浅草のバテレン診療所に通いつめる。どん底に生きる人々と分け隔てなくつきあう忠輝。その陰で、兄秀忠の野望がうごめきキリシタンをめぐる虚々実々の暗闘が続く。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784106470110
内容説明
もはや、落城の時は迫っていた。十重二十重にひしめく軍勢、沸きあがる鬨の声。忠輝は乱戦を切り抜け、大坂城本丸にひた走る。「絶対に秀頼殿とは戦はしない!」少年の日の“約束”のため、忠輝は地位も将来も振り捨てた—。男子の本懐、ここにあり。
「BOOKデータベース」 より