日本語は亡びない
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書誌事項
日本語は亡びない
(ちくま新書, 834)
筑摩書房, 2010.3
- タイトル読み
-
ニホンゴ ワ ホロビナイ
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内容説明・目次
内容説明
昨今、日本語の存亡を憂う言説で溢れている。しかし、本当に日本語は亡びるのか?外国語としての日本語は活気に溢れ、学習者は約三〇〇万人に及ぶほど、未曾有の日本語人気に沸いている。インターネット時代の英語の圧倒的優位が叫ばれているが、庶民の間では現在も将来も、日本人の生活語は日本語だけに留まるであろう。庶民に支えられている日本語を見つめることから、大胆かつ繊細に、日本語の底力を徹底的に解明する。
目次
- 第1部 日本語は亡びない(水村美苗『日本語が亡びるとき』を読む;日本語は乱れているか;日本語を守る「堀川」—五つの免疫効果とは;「死にかけた」のは英語の方—歴史的検証)
- 第2部 日本語を発信する(偽装する日本語;日本語文法と世界平和—日本語の世界観)
- 第3部 二人のみゆき—日本的視点の表現者(宮部みゆきの下町;中島みゆきの地上;ハーンの憂い、クローデルの祈り)
「BOOKデータベース」 より