「10年不況」脱却のシナリオ
著者
書誌事項
「10年不況」脱却のシナリオ
(集英社新書, 0533A)
集英社, 2010.3
- タイトル別名
-
10年不況脱却のシナリオ
- タイトル読み
-
10ネン フキョウ ダッキャク ノ シナリオ
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注記
参考文献: p222
内容説明・目次
内容説明
現在の世界経済は、未曾有の低迷期に突入している。そして著者は、その低迷期間が10年の長きに及ぶと断定する。つまり、私たちは「10年不況」の世界を生きていることになる。そこでは、過去の世界恐慌やバブル崩壊の教訓は役に立たない。従来の学識や通念を捨て去り、21世紀型マネーの実態を直視し、大胆なパラダイム転換を断行しなければならない。本書は、現在の経済情勢をシビアに分析したうえで、小手先の経済政策ではなく、近未来を見据えた産業構造改革を提言する。この国を救う道は、そこにしかないからである。
目次
- 序章 経済学はもう役に立たない(楽観論がいっぱいだが…;世界は「同床異夢」 ほか)
- 第1章 世界はすでに「一〇年不況」に入った(ケインジアンとしての鳩山政策;「小出し」財政出動は過ち ほか)
- 第2章 それでもマネーは奔放に動く(オバマに楯突くウォール街;膨張するワールドダラー ほか)
- 第3章 「海外直接投資立国」へのパラダイム転換(金融危機のダメージが深刻だったふたつの国;日本の輸出依存度は低い? ほか)
「BOOKデータベース」 より