生物への周期律 : 自然界のリズムと進化
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生物への周期律 : 自然界のリズムと進化
工作舎, 2010.3
- タイトル別名
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Biological periodicity : its molecular mechanism and evolutionary implications
- タイトル読み
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セイブツ エノ シュウキリツ : シゼンカイ ノ リズム ト シンカ
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注記
監修: 松野孝一郎
参考文献: p385-407
邦訳参考文献: p408-409
内容説明・目次
内容説明
トンボ、トビウオ、コウモリを結ぶ機能と形態の進化。飛行、視覚、発光、水生への回帰、高等知能…進化の途上に繰り返しあらわれる生物機能。その周期性の出現は必ずしも、生物の系統学的な位置や複雑さ、あるいはその一般的な環境と関係を持つわけではない。ネオダーウィニズム批判の急先鋒が、生体高分子の外殻電子が支配する物性に着眼。生物の周期性出現のメカニズムを解き、科学としての進化論の新たな可能性を拓く。
目次
- 1 化学元素と無機物の諸性質の周期性
- 2 生物の機能の周期性
- 3 物質とエネルギーに内在する秩序は、いかにして生物の周期性へと続く道を切り開いたか
- 4 様々な組織レベルにおける「カーボンコピー」の生成
- 5 差異のある生殖と死の周期性に対する寄与
- 6 周期性の確立における発生の役割
- 7 環境と周期性の関係
- 8 構造の周期性:原子、分子、生物に規則正しく付加された構成要素
- 9 周期性を生み出す高分子と原子のメカニズム
「BOOKデータベース」 より