解明・昭和史 : 東京裁判までの道
著者
書誌事項
解明・昭和史 : 東京裁判までの道
(朝日選書, 866)
朝日新聞出版, 2010.4
- タイトル別名
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解明昭和史 : 東京裁判までの道
- タイトル読み
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カイメイ ショウワシ : トウキョウ サイバン マデノ ミチ
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注記
本書関連年表: 巻頭
はしがき・あとがき(筒井清忠)
各章末に参考文献あり
収録内容
- 第1回普通選挙 : 二大政党による大衆政治の幕開け / 奈良岡聰智 [執筆]
- 張作霖爆殺事件 : 軍人の政治化の原点 / 戸部良一 [執筆]
- ロンドン軍縮条約 : 国際協調と二大政党政治下の海軍 / 村井良太 [執筆]
- 満州事変 : 「実態」と「解釈」を整理する / 小池聖一 [執筆]
- 血盟団事件 五・一五事件 : 裁判記録から読み解く / 北博昭 [執筆]
- 天皇機関説事件 : 宗教と政治による学問抑圧 / 長尾龍一 [執筆]
- 二・二六事件 : 挫折した「国家改造」クーデター / 筒井清忠 [執筆]
- 盧溝橋事件と日中戦争の展開 : いかにして世界戦争の一部となるに至ったか / 川島真 [執筆]
- ノモンハン事件 : 日ソ関係の転換 / 横手慎二 [執筆]
- 日独伊三国同盟 : 破滅を招いた選択と誤算 / 服部聡 [執筆]
- 近衛新体制 : 大政翼賛会とは何だったのか / 古川隆久 [執筆]
- 日米交渉と開戦 : 「東郷変節」の謎に迫る / 簑原俊洋 [執筆]
- 終戦 : 無条件降伏をめぐる論争 / 井口治夫 [執筆]
- 東京裁判 : 昭和の戦争の帰着点 / 日暮吉延 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
最近の昭和史研究の進展にはめざましいものがある。すでに破棄されたり失われたと考えられていた原史料が現れたり、海外の史料を踏まえた多角的な視点の研究が行われたりして、次々と過去の歴史像は塗り替えられている。ところがこの成果が一般に知られることは少ない。そこでたとえば、“張作霖爆殺はコミンテルンの陰謀だった”“東京裁判の被告席の数でA級戦犯の数が決まった”などの俗説が、典拠不明のままあたかも真実のように流布することになる。政党政治の始まりから日本が東京裁判を経験するまでの昭和史の14のポイントを、一番詳しい研究者たちが信頼できる史料をもとに徹底的に検証。最新の研究成果で読み解いた昭和史の決定版「大人のための教科書」。
目次
- 第1回普通選挙—二大政党による大衆政治の幕開け
- 張作霖爆殺事件—軍人の政治化の原点
- ロンドン軍縮条約—国際協調と二大政党政治下の海軍
- 満州事変—「実態」と「解釈」を整理する
- 血盟団事件 五・一五事件—裁判記録から読み解く
- 天皇機関説事件—宗教と政治による学問抑圧
- 二・二六事件—挫折した「国家改造」クーデター
- 盧溝橋事件と日中戦争の展開—いかにして世界戦争の一部となるに至ったか
- ノモンハン事件—日ソ関係の転換
- 日独伊三国同盟—破滅を招いた選択と誤算
- 近衛新体制—大政翼賛会とは何だったのか
- 日米交渉と開戦—「東郷変節」の謎に迫る
- 終戦—無条件降伏をめぐる論争
- 東京裁判—昭和の戦争の帰着点
「BOOKデータベース」 より