政治的無意識 : 社会的象徴行為としての物語
著者
書誌事項
政治的無意識 : 社会的象徴行為としての物語
(平凡社ライブラリー, 698)
平凡社, 2010.4
- タイトル別名
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The political unconscious : narrative as a socially symbolic act
- タイトル読み
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セイジテキ ムイシキ : シャカイテキ ショウチョウ コウイ トシテノ モノガタリ
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注記
1989年8月、平凡社より刊行されたもの
内容説明・目次
内容説明
イデオロギーはユートピアである—社会的・政治的動物である人間の理想的共同体への希求。その抑圧され無意識化されたありようをロマンス・十九世紀リアリズム文学の再解釈と歴史化をとおして浮上させ、西欧社会の政治と歴史、そしてナショナリズムと文化問題に切り込むマルクス主義批評の最良の成果。
目次
- 第1章 解釈について—社会的象徴行為としての文学
- 第2章 魔術的物語—ジャンル批評の弁証法的効用について
- 第3章 リアリズムと欲望—バルザックと主体の問題
- 第4章 真正の“ルサンチマン”—ジョージ・ギッシングの『実験』小説におけるジャンルの不連続性とイデオロギー素
- 第5章 ロマンスと物象化—ジョゼフ・コンラッドにおけるプロット構成とイデオロギー的閉止=完結性
- 結語 ユートピアとイデオロギーの弁証法
「BOOKデータベース」 より