如来蔵思想・仏性論
著者
書誌事項
如来蔵思想・仏性論
(高崎直道著作集 / 高崎直道著, 第6巻-第7巻)
春秋社, 2010
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- タイトル別名
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The Tathāgatagarbha or Buddha nature theory
如来蔵思想仏性論
- タイトル読み
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ニョライゾウ シソウ・ブッショウロン
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注記
その他のタイトルは2の巻末の英文標題紙による
参考文献: 1: 章末
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784393112861
内容説明
本巻では、如来蔵・仏性思想の全貌を概説し、その基本的諸概念を検討しながら、「自性清浄心客塵煩悩染」を説く如来蔵思想の構造と特質を浮き彫りにする。
目次
- 第1部 如来蔵思想の構造(如来蔵思想とは何か—如来蔵思想の歴史と文献;如来蔵・仏性思想;如来蔵思想の組織化—唯識説との交渉 ほか)
- 第2部 如来蔵思想と関連諸概念(法性、法界、法身、仏性—大乗仏教における究極的価値の構造;法身の一元論—如来蔵思想の法観念;大乗の諸仏と如来蔵思想 ほか)
- 第3部 如来蔵思想と関連諸経論(『般若経』と如来蔵思想;華厳教学と如来蔵思想—インドにおける「性起」思想の展開;『楞伽経』の祖型 ほか)
- 巻冊次
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2 ISBN 9784393112878
内容説明
本巻は『宝性論』、および、その読解にあたって必要となった諸術語類の研究、また『宝性論』に基づいて書かれたと思われる諸文献(『無上依経』『仏性論』など)の研究を中心に、種姓(ゴートラ)に関する諸論考を集成し、如来蔵・仏性思想の真髄に迫る。
目次
- 第1部 『宝性論』研究(『究竟一乗宝性論』の構造と原型;『宝性論』における如来蔵の意義;如来蔵と縁起—『宝性論』を手がかりとして ほか)
- 第2部 『宝性論』をめぐって(『華厳経・如来性起品』と『宝性論』—とくに‘tathagata‐gotra‐sambhava’(如来性起)という語をめぐって;『無上依経』(*Anuttara´srayasutra)の構造;『無上依経』と『勝天王般若』 ほか)
- 第3部 種姓論関係(仏教とインド社会—ゴートラgotraの観念をめぐって;GOTRABHUとGOTRABHUMI;GOTRABHUMI覚え書き—特に『般若経』の十地をめぐって ほか)
「BOOKデータベース」 より