最低所得保障
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最低所得保障
岩波書店, 2010.4
- タイトル読み
-
サイテイ ショトク ホショウ
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注記
主要参考文献: 各章末
その他の執筆者: 四方理人, 田宮遊子, 百瀬優, 金井郁, 田中聡一郎, 冨江直子, 渡辺久里子
収録内容
- なぜ、最低所得保障なのか / 駒村康平著
- 最低生活保障実現に向けた生活保護 / 岩永理恵著
- 高齢者の最低所得保障 : 国民年金と生活保護について / 四方理人著
- 母子世帯の最低所得保障 / 田宮遊子著
- 障害のある人に最低所得保障を / 百瀬優著
- 雇用保険制度における包括性 : 非正規労働者のセーフティネット / 金井郁著
- 最低賃金と生活保護の整合性の再検討 / 四方理人, 金井郁著
- 課税最低限と社会保障 : その役割分担 / 田中聡一郎著
- 最低生活保障の理念を問う : 「残余」の視点から / 冨江直子著
- 最低所得保障制度の確立 / 駒村康平著
- 生活扶助基準における「世帯規模の経済性」の検討 / 渡辺久里子著
内容説明・目次
内容説明
格差が拡大し、貧困問題がますます深刻化するなか、最低所得保障への関心が高まっている。生活保護、児童扶養手当、老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金、最低賃金、雇用保険、課税最低限—。これらをとりあげつつ、社会保険、公的扶助、税制などの組み合わせによって、最低限の所得保障をおこなう制度全体の実態と問題点を分析。これからのあり方を検討する。気鋭の研究者たちによる、提言の書。
目次
- 序章 なぜ、最低所得保障なのか
- 第1章 最低生活保障実現に向けた生活保護
- 第2章 高齢者の最低所得保障—国民年金と生活保護について
- 第3章 母子世帯の最低所得保障
- 第4章 障害のある人に最低所得保障を
- 第5章 雇用保険制度における包括性—非正規労働者のセーフティネット
- 第6章 最低賃金と生活保護の整合性の再検討
- 第7章 課税最低限と社会保障—その役割分担
- 第8章 最低生活保障の理念を問う—「残余」の視点から
- 終章 最低所得保障制度の確立
- 補論 生活扶助基準における「世帯規模の経済性」の検討
「BOOKデータベース」 より