アジア太平洋と新しい地域主義の展開
著者
書誌事項
アジア太平洋と新しい地域主義の展開
千倉書房, 2010.4
- タイトル別名
-
Shaping the future : Asia Pacific in the 21st century
- タイトル読み
-
アジア タイヘイヨウ ト アタラシイ チイキ シュギ ノ テンカイ
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注記
その他の執筆者: 山本吉宣, 大庭三枝, 熊倉正修, バリー・ノートン, 中兼和津次, 山影進, 福嶋輝彦, 小柏葉子, 李鍾元, 呉栄義, 毛里和子, 河東哲夫, 細野昭雄, T.J. ペンペル, 田中明彦
主要略語一覧: p.385-390
主要人名索引: p.382-384
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書は故大平正芳首相の生誕百年を記念する行事のひとつとして企画された。大平首相が在任中に創設した長期的政策に関する九つの研究会のうち、とくに今日的意義の大きい「環太平洋連帯構想」について研究業績のある内外の専門家が集結し、筆を執った。各国事情、地域枠組み、経済など、多様かつ重層的なアジア・太平洋の姿を描きだすことで、大平構想以後、三十年にわたるこの地域での協力と関係諸国の政策の展開を跡づけ、併せて今後の東アジアの展望に資することを目指している。
目次
- 発展途上の地域としてのアジア太平洋
- 第1部 地域のかたち(アジア太平洋の重層的な地域制度とAPEC;グローバリゼーションとアジア太平洋;アジア太平洋地域主義の特質;アジア太平洋諸国経済の相互依存関係と電子機器産業;不可欠なパートナー、両義的なモデルとしての中国)
- 第2部 個別の主体の態度と政策(ASEANの変容と広域秩序形成;オーストラリアの「アジア太平洋共同体」構想;太平洋島嶼諸国と環太平洋;韓国の地域外交とアジア太平洋;アジア太平洋地域統合への展望—台湾の視点から;中国のアジア地域外交—上海協力機構を中心に;アジア太平洋とロシア;アジア太平洋地域と中南米—メキシコ、チリ、ペルーの視点を中心に;アメリカはアジアに回帰するか?;日本外交におけるアジア太平洋)
「BOOKデータベース」 より