無縁所の中世
著者
書誌事項
無縁所の中世
(ちくま新書, 843)
筑摩書房, 2010.5
- タイトル別名
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無縁所の中世
- タイトル読み
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ムエンジョ ノ チュウセイ
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注記
参考文献: p233-237
内容説明・目次
内容説明
中世において、朝廷・幕府以上の存在感を持っていた寺社=境内都市=無縁所。そこには、「世を仕損なった」人たちが、移民となって流れ込んできた。なぜ人は、有縁の世から逃れ、無縁世界で一時の命を繋ぎ再起を賭けようとしたのか。また、無縁世界が有縁世界に対抗しえたのは、どんな思想、どんな実力によるものなのか。網野善彦や民俗学の知見を批判的に乗り越えつつ、たしかな史料で日本中世を描く。
目次
- 序章 秀吉のバイプレーヤー—木食応其と無償の善意
- 第1章 山門摩滅か武家滅亡か
- 第2章 無縁所の魅力
- 第3章 なぜ人々は駆込むのか—未開国家と無縁所
- 第4章 これが無縁所だ!
- 終章 無縁所と中世社会—時代へのメッセージ
「BOOKデータベース」 より