仏教の身体感覚
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仏教の身体感覚
(ちくま新書, 845)
筑摩書房, 2010.5
- タイトル読み
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ブッキョウ ノ シンタイ カンカク
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内容説明・目次
内容説明
仏教は、呪術性と身体性を強めることによって、人々を救済する宗教となった。たとえば、坐禅。あるいは、念仏。こうした呼吸法をともなう身体感覚をつうじて、仏の教えははじめて深々と腑に落ちる。宗教とは信仰の世界の話であり、論理の積み重ねだけで語ることはできない。仏教は、老病死に向き合う高齢者にどう応えられるのか。生きることに虚しさをおぼえる人々に、どう語りかけることができるのか。現代から、あらためて問う。身体感覚から読み解く仏教史2500年。
目次
- 第1章 ブッダとダルマ—仏教を実感するとき
- 第2章 縁起・空、そしてこころの変革
- 第3章 仏教の変容と救済—インドから中国・日本へ
- 第4章 法華経—現世に向き合うとき
- 第5章 浄土教と日本人の霊魂観
- 第6章 華厳経の現代—その世界観・生命観
- 終章 いのちという身体感覚
「BOOKデータベース」 より