博覧会の政治学 : まなざしの近代
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博覧会の政治学 : まなざしの近代
(講談社学術文庫, [1993])
講談社, 2010.5
- タイトル読み
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ハクランカイ ノ セイジガク : マナザシ ノ キンダイ
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注記
原本: 中央公論社1992年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
主な参考文献: p306-314
内容説明・目次
内容説明
18世紀末にフランスに誕生した資本主義の祭典=展示会は、19〜20世紀、各国の万国博覧会へと発展する。国家は「帝国」と「商品」をディスプレイし、博物学的まなざしは、日常生活領域へと浸透すると同時に、大衆の欲望=娯楽・見世物性を満足させる。博覧会という場が孕む微視的な権力の作用を明らかにし、スペクタクルの社会理論を提示する。
目次
- 序章 博覧会という近代
- 第1章 水晶宮の誕生
- 第2章 博覧会都市の形成
- 第3章 文明開化と博覧会
- 第4章 演出される消費文化
- 第5章 帝国主義の祭典
- 第6章 変容する博覧会空間
- 終章 博覧会と文化の政治学
「BOOKデータベース」 より