久野収セレクション
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久野収セレクション
(岩波現代文庫, 学術 ; 239)
岩波書店, 2010.5
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クノ オサム セレクション
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注記
本書は岩波現代文庫のために新たに編集されたものである。
久野収略年譜: 巻末p1
久野収著作一覧: 巻末p2-3
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
久野収はアカデミズムにこもる哲学者ではなく、平和問題談話会、ベ平連、『週刊金曜日』などを通じて、市民の先頭に立って活動を続けてきた。混迷する現代、その思想にわれわれは何を学ぶべきか。久野に私淑した佐高が、長く読み継がれるべき珠玉の論考十六篇を厳選した文庫オリジナル編集版。
目次
- 一つの回顧—敗戦前後の日本
- 1 市民主義とは何か(神は細部に宿りたまう;市民主義の成立—一つの対話;ベ平連運動の果した意味—一粒の麦もし死なずば;体制・文化・人間;独占批判の論理学)
- 2 平和を考える(二つの平和主義—三好十郎「清水幾太郎さんへの手紙」(『群像』三月号)の含む問題;ファシズムの価値意識;市民ラッセルの戦争への抵抗;「安全」の論理と平和の論理)
- 3 人と思想(わが友丸山眞男の生と死;埴谷雄高が二一世紀へ残したこと;竹内好への弔辞;三木清—足跡;北一輝—革命の実践家;マハトマ・ガンディー—もう一つの伝記)
「BOOKデータベース」 より