人格障害犯罪者に対する刑事制裁論 : 確信犯罪人の刑事責任能力論・処分論を中心にして

書誌事項

人格障害犯罪者に対する刑事制裁論 : 確信犯罪人の刑事責任能力論・処分論を中心にして

加藤久雄著

(慶應義塾大学法学研究会叢書, 78)

慶應義塾大学法学研究会 , 慶應義塾大学出版会 (発売), 2010.5

タイトル別名

人格障害犯罪者に対する刑事制裁論 : 確信犯罪人の刑事責任能力論処分論を中心にして

タイトル読み

ジンカク ショウガイ ハンザイシャ ニ タイスル ケイジ セイサイロン : カクシン ハンザイニン ノ ケイジ セキニン ノウリョクロン・ショブンロン オ チュウシン ニ シテ

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注記

参考文献一覧: p321-329

事項・人名索引: p331-342

内容説明・目次

内容説明

確信犯罪人(テロリスト・暴力団・大量殺人犯)に対する「社会治療」による社会復帰の可能性を探究する。被害者の応報感情への配慮と、治療による社会復帰可能性の重視。この相克を克服する現在の刑事政策論の問題について、人間の尊厳維持のため死刑廃止論を前提に論究する。

目次

  • 序論 ボーダーレス社会における犯罪現象とその刑事制裁システム
  • 第1編 人格障害犯罪者に対する刑事制裁制度について—特に、人格障害(精神病質)犯罪者の刑事責任能力と刑事制裁二元制について(人格障害犯罪者の刑事責任能力—責任主義の危機について;ポストゲノム社会の『高度に危険な人格障害犯罪者』に対する刑事政策—医療観察法から刑事治療処分へ)
  • 第2編 確信犯罪人に対する刑事制裁制度について—特に、死刑制度廃止後のテロリスト・暴力団員・大量殺人犯に対する「社会治療」モデルについて(確信犯罪人の処遇に関する比較刑事政策論;死刑制度廃止後の確信犯罪人に対する刑事制裁制度)

「BOOKデータベース」 より

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