形の生物学
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形の生物学
(NHKブックス, 1156)
日本放送出版協会, 2010.5
- タイトル読み
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カタチ ノ セイブツガク
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注記
文献: p357-360
内容説明・目次
内容説明
単細胞のゾウリムシから多細胞のヒトまで、生物は、今あるこの多様な形に、どうやってたどり着いたのか。本書では、多細胞動物の「袋」に着目し、生物体の内と外の境目について考える。ついで、単純な袋構造から複雑な動物体がつくられる形づくりを細胞の自己構築・自己組織化の観点から解き明かす。進化を形の多様性の視点から明快に分析し、生物学の歴史に新たな1ページを開く。
目次
- 第1章 身体は袋でできている(身体の表面は「上皮シート」でおおわれている;胃の中は「外」である ほか)
- 第2章 身体づくりは袋の変形である(形は上皮シートが折りたたまってできる;遺伝子が袋表面の位置決めを行う ほか)
- 第3章 細胞の集りが袋をつくる(細胞は集まって自分たちだけで形をつくる;最初の袋づくり ほか)
- 第4章 袋がつくる形の良し悪し(ゲノムには二つの役割がある;進化論を復習する ほか)
「BOOKデータベース」 より