平安宮廷の儀礼文化
著者
書誌事項
平安宮廷の儀礼文化
吉川弘文館, 2010.6
- タイトル読み
-
ヘイアン キュウテイ ノ ギレイ ブンカ
大学図書館所蔵 件 / 全139件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
平安期、貴族はなぜ先例を重視し儀式を運営したのか。天皇の「御後」に祗候し、「赤色袍」を着用する摂関家故実に着目。故実の形盛過程を摂関家の政略と絡めて分析し、宮廷儀礼の政治文化としての意義を解明する。
目次
- 平安期の宮廷儀礼研究と本書の構成
- 第1部 儀礼にみる摂関家の動向(即位式における摂関と母后の高御座登壇;節会における内弁勤仕と御後祗候;摂関賀茂詣の成立と展開;摂関家における服飾故実の成立と展開—赤色袍の検討を通じて)
- 第2部 儀礼空間を形成する先例観と視線(摂家関の先例観—御堂流故実の再検討;儀式・先例からみた藤原頼通;宮廷儀礼における公卿の「見物」)
- 平安宮廷の儀礼文化と摂関政治
「BOOKデータベース」 より