平和的生存権のための教育 : 暴力と戦争の空間から平和の空間へ
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平和的生存権のための教育 : 暴力と戦争の空間から平和の空間へ
教育史料出版会, 2010.5
- タイトル読み
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ヘイワテキ セイゾンケン ノ タメ ノ キョウイク : ボウリョク ト センソウ ノ クウカン カラ ヘイワ ノ クウカン エ
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内容説明・目次
内容説明
「グローバリズム」「ナショナリズム」「格差と貧困」「テロと暴力の応報」。私たちは「暴力の戦略」によって、サバイバルしなければならない空間に生きさせられている。“いま”を戦争・暴力と平和の分岐としてとらえ、暴力と対峙し、子どもたちと共に平和の構想を探究する平和教育を創り出す。21世紀を平和の時代にするために—。
目次
- 平和と平和教育のリアリティー—子どもの日々と世界のなかに戦争と平和の分岐をとらえる
- 第1部 暴力と平和(「暴力の戦略」から「平和の戦略」へ;コミュニケーションと「平和の戦略」—エンパワーメントとしての表現の回復;非暴力、民主主義、平和、コミュニケーション—なぜいま「非暴力」を取り上げるのか)
- 第2部 暴力と戦争の空間のなかで、平和への道を切り拓く(子どもの戦争と平和のイメージの展開—日常生活と世界の「戦場化」;教育と教師の責務とは何か—テロと報復戦争のなかで;「米英・イラク戦争」のなかで—いま教師は子どもの問いにどう応えるべきか;イラク戦争と平和教育の責任—平和への強固な社会認識を育てる;戦争違法化と憲法第9条—平和学習への新しい展開のために)
- 第3部 暴力と戦争を呼び寄せるもの(被爆・敗戦60年—東アジアの平和への日本の責任を考える;「戦争ができる国」と平和教育の課題;共に生きる世界をどう作り出せるか;佐伯啓思のナショナリズム論批判—ナショナリズムの論理復活の戦略を読む)
- 他者への共感力と応答責任を担いうる協同の主体を—21世紀への教育の責任
「BOOKデータベース」 より