J.A.ホブスン人間福祉の経済学 : ニュー・リベラリズムの展開
著者
書誌事項
J.A.ホブスン人間福祉の経済学 : ニュー・リベラリズムの展開
昭和堂, 2010.6
- タイトル別名
-
人間福祉の経済学 : J.A.ホブスン : ニューリベラリズムの展開
JAホブスン人間福祉の経済学 : ニューリベラリズムの展開
- タイトル読み
-
J.A.ホブスン ニンゲン フクシ ノ ケイザイガク : ニュー・リベラリズム ノ テンカイ
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注記
文献一覧: p274-282
参照文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
経済理論を「人間福祉をめざす不均衡動学の一種」と捉え、「普通の人の平等」を求めた新自由主義の人間経済学を、同時代の社会改革思想と対比し、その特徴を浮き彫りにする。
目次
- 第1部 「人間福祉の経済学」の形成(不均衡経済構造認識の起源—『産業の生理学』の新自由主義;貧困観の旋回—機械と貧困;「機械生産」と社会的余剰;ラスキン論;「社会経済学」としての人間福祉の経済学—『社会問題』(1901)における有機的社会と進化;国際貿易政策と帝国主義—新自由主義の自由貿易論;政策論としての「帝国主義論」—P.ケイン、P.クラーク論争に寄せて;ジャーナリズムと「異端の経済学者」)
- 第2部 新自由主義の思想形成と政策展開(急進主義の伝統と国家—ジョレミー・ベンサム、J.S.ミル、ウォルター・バジョット;世紀末の自由主義経済学における国家—ヘンリー・シジウィック、アルフレッド・マーシャル・COS;社会進化論の展開—ダーウィン、スペンサー、T.H.ハクスリー、W.H.マロック、J.A.ホブスン;フェビアン協会と集産主義—ウィリアム・クラークとシドニー・ウエッブ;世紀末における新自由主義の形成;ホブハウスの新自由主義—道徳的機会国家の展開;1920年代における「人間福祉の経済学」と経済学批判;「人間福祉の経済学」の展開;ケインズは新自由主義者か—二つの新自由主義;2000年におけるホブスン研究の地平—経済思想史研究の視点からみた「ジェントルマン資本主義」論争)
「BOOKデータベース」 より