物部氏の正体
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書誌事項
物部氏の正体
(新潮文庫, せ-13-3,
新潮社, 2010.6
- タイトル別名
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物部氏の正体
- タイトル読み
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モノノベシ ノ ショウタイ
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注記
主要参考文献: p293-295
平成18年に東京書籍から刊行され、文庫化に際し加筆修正した
内容説明・目次
内容説明
仏教導入を巡る蘇我氏との対立で知られる物部氏。古代史を代表する大豪族でありながら、正史から抹殺され、その全貌は多くの謎に包まれている。天皇家の神事と奇妙な接点を持ち、『日本書紀』で「天皇家より先にヤマトを統治していた」と記される彼らは何ものか。出雲、吉備、出自に迫る論考は、やがてヤマト建国の真相へと辿り着く。既存の歴史を根底から覆す三部作、堂々の完結編。
目次
- 第1章 ヤマトの神にもっとも近い物部氏(仏教を拒絶した物部氏;なぜ天皇ではなく物部氏が神道に固執したのか ほか)
- 第2章 物部氏はどこからやってきたのか(物部氏の謎;二人の初代王の謎 ほか)
- 第3章 物部と吉備の謎(なぜ物部は敵に塩を送り続けたのか;石見の物部神社の謎 ほか)
- 第4章 「物部は吉備である」を探る(なぜ『日本書紀』は物部を天神といったのか;吉備といえば桃太郎 ほか)
- 第5章 物部の秘密・蘇我の秘密(ヤマト建国時の物部の不審な行動;ヤマト建国の仕掛け人は誰か ほか)
「BOOKデータベース」 より