カントリー・オブ・マイ・スカル : 南アフリカ真実和解委員会「虹の国」の苦悩 : ルポルタージュ
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書誌事項
カントリー・オブ・マイ・スカル : 南アフリカ真実和解委員会「虹の国」の苦悩 : ルポルタージュ
現代企画室, 2010.5
- タイトル別名
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カントリー・オブ・マイ・スカル : 南アフリカ真実和解委員会「虹の国」の苦悩
Country of my skull
カントリーオブマイスカル : 南アフリカ真実和解委員会虹の国の苦悩
- タイトル読み
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カントリー オブ マイ スカル : ミナミアフリカ シンジツ ワカイ イインカイ ニジ ノ クニ ノ クノウ : ルポルタージュ
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内容説明・目次
内容説明
1994年、南アフリカ史上最初の普通選挙が実施され、その年のうちに、1960年から1993年までに起きた重大な人権侵害の全体像を明らかにするために「真実和解委員会」を創設する法案が起草された。委員会に課された任務は、真実を探り出して公表することと、このような悲惨な出来事が再び起きることを防ぐことだった。1996年から2年以上のあいだ、南アフリカの人々は毎日のように、目を背けたくなる自分たちの過去と直面することになった。アンキー・クロッホはラジオジャーナリストとして、犠牲者と加害者双方の証言を取材して「真実和解委員会」のすべてを報じた。痛切で心かき乱す言葉に満ちた本書によって、はじめて民衆の声が南アフリカの歴史となった。
目次
- 委員会ができるまで(わが同胞は決して嘆き悲しまなかった;われわれほど分け隔てられた者はいない)
- 初めての公聴会(より細分化され、広がっていく悲嘆の度合;裏切り話はいつでも作り変えられるに違いない;加害者たちの話の響き;濡れ袋とその他の幻想;二人の女性—それを異なった言葉づかいで聞いてみよう;罪はおのれの全責任とともに揺れ動く)
- 政治(政治に関する記録は、みずからをねじ曲げる;和解—二つの悪のうちのましな方;恩赦—亡霊を伴った道ゆき;政党の意見表明が定まる)
- 反応の数々(各地で血の雨が降る;心の深手に触れた手紙;われわれすべてに行き渡る—ツツからママセラまで;真実は女性である;そのとき大いなる心が張り裂ける)
- 緊張緩和(羊飼いと私自身の原風景;あやまちの悲劇;母が国民と向き合う;悲しみと慈愛に満ちた最愛の国)
「BOOKデータベース」 より