大阪ことば学
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大阪ことば学
(岩波現代文庫, 文芸 ; 168)
岩波書店, 2010.6
- タイトル読み
-
オオサカ コトバガク
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注記
本書は1999年3月創元社より単行本として、2004年6月講談社より講談社文庫として、それぞれ刊行された。
内容説明・目次
内容説明
客のややこしい注文には「惜しいなあ、きのうまであってん」と切り返す。動物園のオリの前の立て札には「かみます」とだけ書いてある。距離をとらずにさっぱりと、聞いて退屈せんように、なんなと工夫して話すのでなければ、ものを言う甲斐がない。誤解されがちなことばの意味と背後にある感覚を、鋭く軽快に語る大阪文化論。
目次
- なんなと言わな、おもしろない
- せっかくものを言うてくれてるのやから
- ネンが足らんは念が足らん
- 言うて、言うてや、言うてんか
- 理づめで動くが理くつ言いはきらい
- よう言わんわ
- ぼちぼち行こか
- 待ってられへんがな
- 大阪弁は非能率的か
- 大阪弁は非論理的か
- 笑い指向と饒舌の背後にあるもの
- 内なる大阪ことばを求めて—あとがきの代わりに
「BOOKデータベース」 より