江戸の俳壇革命 : 芭蕉から蕪村登場
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書誌事項
江戸の俳壇革命 : 芭蕉から蕪村登場
(角川叢書, 47)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2010.5
- タイトル読み
-
エド ノ ハイダン カクメイ : バショウ カラ ブソン トウジョウ
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注記
関連略年表: p203-208
主要参考文献目録: p209-211
内容説明・目次
内容説明
新天地の江戸にやってきた芭蕉は、宗匠という指導者になったにもかかわらず、即座にその仕事を放棄し、深川に隠棲してしまう。はたして、その原因は何だったのか—。芭蕉が活躍し、蕪村が登場するまでの江戸俳壇は、まさに下克上の時代。内藤家に代表される大名家の文化サロン、江戸と地方という俳壇の対立構造、江戸の宗匠たちの組織を崩壊させた『五色墨』の存在、江戸の札差・大口屋治兵衛らいわば素人俳人たちの活躍など、元禄から享保末期までの江戸俳壇を追い、変革の時代をとらえ直す。
目次
- 第1章 芭蕉の時代(芭蕉の深川隠棲;江戸の古参俳人離反)
- 第2章 其角・沾徳の時代と終焉(沾徳繁栄時代の概要;芭蕉発の点取俳諧の展開—其角の影響力;『五色墨』の実像—仙鶴の活動を視野に入れながら)
- 第3章 享保末期からの旅立ち(素人の芭風回帰—大口屋暁雨のケース;おしよせる波からの飛翔—江戸風から蕪村登場へ)
「BOOKデータベース」 より