「戦後」というイデオロギー : 歴史/記憶/文化

書誌事項

「戦後」というイデオロギー : 歴史/記憶/文化

高榮蘭著

藤原書店, 2010.6

タイトル別名

戦後というイデオロギー : 歴史記憶文化

タイトル読み

「センゴ」トイウ イデオロギー : レキシ/キオク/ブンカ

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内容説明・目次

内容説明

「植民地」は、いかに消費されてきたか?幸徳秋水、島崎藤村、中野重治や、「植民地」作家・張赫宙、「在日」作家・金達寿らは、「非戦」「抵抗」「連帯」の文脈の中で、いかにして神話化されてきたのか。「戦後」が編成する「弱い日本」幻想において不可視化されてきた多様な「記憶」のノイズの可能性を問う。

目次

  • 第1部 戦後というバイアス(幸徳秋水と平和的膨張主義;『破戒』における「テキサス」)
  • 第2部 記憶をめぐる抗争(戦略としての「朝鮮」表象;植民地を消費する;総力戦と『破戒』の改訂)
  • 第3部 戦後神話のノイズ(文学と八月一五日;「植民地・日本」という神話;共闘の場における「女」たち)

「BOOKデータベース」 より

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