腐った翼 : JAL消滅への60年
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腐った翼 : JAL消滅への60年
幻冬舎, 2010.6
- タイトル読み
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クサッタ ツバサ : JAL ショウメツ エノ 60ネン
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
国に守られ、政治家と癒着し、甘い汁を吸って世界に大きく羽ばたいた“国策”企業。その内実は、親方日の丸体質が染み付いた、危機感欠如のデタラメ経営そのもの。25年前の御巣鷹山事故が、内部に溜まった腐敗を一掃する絶好のチャンスだったが、なにひとつ手は打たれなかった。高給をヌクヌクと享受する社員は派閥抗争を繰り返し、保身に走る経営陣は為替取引で失敗し抱え込んだ巨額赤字をひた隠す。度重なる運航トラブルで乗客のJAL離れが進み、2010年1月とうとう2兆3000億円もの負債を抱えて倒産した。59年間にわたる堕落ぶりを描いた、組織と人間のドキュメント。
目次
- 第1章 米航空支配からの脱却
- 第2章 伊藤淳二の罪
- 第3章 封印された簿外債務
- 第4章 JALと自民党
- 第5章 クーデター
- 第6章 不発に終わった決起
- 第7章 最後の転機
- 第8章 庶民派社長の限界
- 第9章 倒産
- 第10章 翼は腐っていた
「BOOKデータベース」 より