ニュー・エコノミクス : GDPや貨幣に代わる持続可能な国民福祉を指標にする新しい経済学
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書誌事項
ニュー・エコノミクス : GDPや貨幣に代わる持続可能な国民福祉を指標にする新しい経済学
一灯舎 , オーム社 (発売), 2010.6
- タイトル別名
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The new economics : a bigger picture
ニューエコノミクス : GDPや貨幣に代わる持続可能な国民福祉を指標にする新しい経済学
- タイトル読み
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ニュー・エコノミクス : GDP ヤ カヘイ ニ カワル ジゾク カノウナ コクミン フクシ オ シヒョウ ニ スル アタラシイ ケイザイガク
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内容説明・目次
内容説明
本書は「ニュー・エコノミクス」について、一般向けに書かれた最初の経済学書である。従来の経済学は、効用や消費、需要と供給などのミクロ経済学、投資や、景気変動などのマクロ経済学が主流であった。それらは、貨幣やGDPを成功と豊かさの指標とするもので、21世紀に入ってからはこれらに疑問を抱かせる事態が沢山出現している。相次ぐバブルとその崩壊(ファンド操作のみでの利益追求)、先進各国における所得格差の拡大、容易に減らない若者の失業、経済からの政治の乖離と膨大な財政赤字、国や地方自治体の破産状態などである。この本は、真の豊かさをあらゆる角度から評価し直して、その実現を追求する新しい経済学について書かれている。
目次
- 経済の問題
- 富ではなく生活を—ニュー・エコノミクス小史
- 尺度—なぜ、貧困に見える太平洋の島国が地球幸福度指数でトップになったのか?
- 貨幣—なぜ、中国はイラク戦争の費用を負担したのか?
- 市場—なぜ、ロンドンの交通速度は常に時速一二マイルなのか?
- 生活—なぜ、現代のイギリス人は中世の農民より働くのか?
- 資源—なぜ、キューバの修理工は世界一なのか?
- 貿易—なぜ、イギリスは輸出するのと同数のチョコレートワッフルを輸入するのか?
- コミュニティー—なぜ、ウォルマートが近くにあると投票率が下がるのか?
- 債務—なぜ、マラウイの村人がサービトンの株式仲買人の住宅ローンを負担しているのか?
- 未来
「BOOKデータベース」 より