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カフカの生涯

池内紀著

(白水Uブックス, 1116)

白水社, 2010.7

Title Transcription

カフカ ノ ショウガイ

Note

新書館 (2004年刊) の改訂

カフカほかの肖像あり

フランツ・カフカ略年譜: p341-346

Description and Table of Contents

Description

若くして亡くなった作家という印象が強いカフカだが、その人生においてはさまざまな、ときには意外な顔をもっていた。有能な公務員としての業績、家業とのかかわり、女性たちとの関係…。「カフカ・コレクション」の訳者が、カフカ自身の言葉、日記や手紙、また作品という「精神の証言」をよりどころに作家の内面に忍びこんだ、著者ならではのユニークな評伝。

Table of Contents

  • はじめに—カフカの肖像
  • 砥石と鼻ひげ
  • ゲットーの構造
  • エミール古典語読本
  • 友人ブロート
  • サラリーマンの誕生
  • 小官吏の日常
  • 目覚めの時
  • 一夜の出会い
  • 手紙の書き方
  • 「変身」の誕生
  • 二幕の婚約劇
  • もう一つの戦争
  • 空白の時代
  • 父への手紙
  • ミレナへの手紙
  • 「城」の周辺
  • ヘブライ語学習
  • ベルリンに暮らし
  • ウィーン近郊・死

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