離散体積計算による組合せ数学入門

書誌事項

離散体積計算による組合せ数学入門

M.ベック, S.ロビンス著 ; 岡本吉央訳

シュプリンガー・ジャパン, 2010.7

タイトル別名

Computing the continuous discretely : integer-point enumeration in polyhedra

タイトル読み

リサン タイセキ ケイサン ニヨル クミアワセ スウガク ニュウモン

注記

参考文献: p[245]-256

内容説明・目次

内容説明

組合せ論の重要な問題のいくつかは、凸多面体における格子点数え上げ問題に帰着される。近年、凸多面体における格子点数え上げに関する数学的基礎、計算理論的方法論が大きく発展してきた。本書は格子点数え上げをテーマとした組合せ論の教科書である。本書では、凸多面体における格子点数え上げ問題を通して、組合せ数学の基礎概念(数え上げ、母関数、相互法則)を導入し、その問題と数論および幾何学との関連を紹介している。

目次

  • 第1部 離散体積計算の真髄(Frobeniusの硬貨交換問題;離散体積の展覧会;多面体の格子点を数える:Ehrhart理論;相互法則;面数とEhrhart理論に関するDehn—Sommerville関係式;魔方陣)
  • 第2部 基礎を超えて(有限Fourier解析;Dedekind和:格子点数え上げの構成要素;多面体の錐分割;RdにおけるEuler‐Maclaurin和;立体角;楕円関数を用いたGreenの定理の離散版)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB02679258
  • ISBN
    • 9784431100775
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xx, 267p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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