右手と頭脳 : エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー《兵士としての自画像》

書誌事項

右手と頭脳 : エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー《兵士としての自画像》

ペーター・シュプリンガー著 ; 前川久美子訳

三元社, 2010.7

タイトル別名

Hand and head : Ernst Ludwig Kirchner's self-portrait as soldier

Hand und Kopf : Ernst Ludwig Kirchners Selbstbildnis als Soldat

右手と頭脳 : エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー兵士としての自画像

右手と頭脳 : エルンストルートヴィヒキルヒナー兵士としての自画像

タイトル読み

ミギテ ト ズノウ : エルンスト ルートヴィヒ キルヒナー ヘイシ トシテノ ジガゾウ

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注記

本書はドイツ語版 (Delmenhorst/Berlin : Aschenbeck & Holstein Verlag, 2004) を底本とした日本語訳

英語版タイトル: Hand and head : Ernst Ludwig Kirchner's self-portrait as soldier

主要参考文献: p13, 巻末p26-34

内容説明・目次

内容説明

ドイツ表現主義を代表する画家キルヒナーがあえて右手を切断した姿で描いた自画像。「切られた手」というこのショッキングなモティーフの背後には、芸術家の創造力の象徴として「右手」を強調する連綿とした伝統がある。

目次

  • 自分自身を見つめること
  • 『兵士としての自画像』—ディスクリプションと歴史
  • これまでの批評と解釈
  • 歴史的伝記的背景—キルヒナーの兵役時代
  • キルヒナーのほかの作品—一九一五年から一九一七年
  • 戦争参加の願望と拒絶
  • 規範的受難者としての芸術家
  • 切り落とされた手のモティーフ—手術を超えて
  • 戦争プロパガンダ図像としての切断された手
  • 画家の失われた手〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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