文豪はみんな、うつ
著者
書誌事項
文豪はみんな、うつ
(幻冬舎新書, 176,
幻冬舎, 2010.7
- タイトル別名
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文豪はみんなうつ
- タイトル読み
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ブンゴウ ワ ミンナ ウツ
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注記
参考文献: p222-225
内容説明・目次
内容説明
明治から昭和初期、文学史上に残る傑作を数多残した10人の文豪—漱石、有島、芥川、島清、賢治、中也、藤村、太宰、谷崎、川端。彼らのうち、7人が重症の精神疾患に罹患し、2人が「精神病院」に入院、4人が自殺している。才能への不安、女性問題、近親者の死、肉親の精神疾患などに苦しみ続け、苦悩そのものを作品にした。漱石はうつ病による幻覚を幾多のシーンで描写し、藤村は自分の父をモデルに座敷牢に幽閉された主人公を描いた。「芥川は分裂症」などの定説を覆す、精神科医によるスキャンダラスな作家論。
目次
- 第1章 夏目漱石—一八六七〜一九一六(享年四十九歳)
- 第2章 有島武郎—一八七八〜一九二三(享年四十五歳)
- 第3章 芥川龍之介—一八九二〜一九二七(享年三十五歳)
- 第4章 島田清次郎—一八九九〜一九三〇(享年三十歳)
- 第5章 宮沢賢治—一八九六〜一九三三(享年三十七歳)
- 第6章 中原中也—一九〇七〜一九三七(享年三十歳)
- 第7章 島崎藤村—一八七二〜一九四三(享年七十一歳)
- 第8章 太宰治—一九〇九〜一九四八(享年三十九歳)
- 第9章 谷崎潤一郎—一八八六〜一九六五(享年七十九歳)
- 第10章 川端康成—一八九九〜一九七二(享年七十三歳)
「BOOKデータベース」 より