ふたつの戦争を生きて : ファシズムの戦争とパルチザンの戦争

Bibliographic Information

ふたつの戦争を生きて : ファシズムの戦争とパルチザンの戦争

ヌート・レヴェッリ [著] ; 志村啓子訳

岩波書店, 2010.7

Other Title

Le due guerre : guerra fascista e guerra partigiana

Title Transcription

フタツ ノ センソウ オ イキテ : ファシズム ノ センソウ ト パルチザン ノ センソウ

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Note

年表: 巻末p1-4

Description and Table of Contents

Description

典型的なファシスト少年として育ったヌート・レヴェッリは、若き将校としてロシア戦線に派遣されるが、ソ連軍の攻撃の前にイタリア軍はたちまち壊滅。数百キロにわたる厳寒と飢えの退却行を経て辛くも故郷イタリアに生還したヌートは、兵士に無謀な戦争を強いるファシスト政府への怒りを胸に、パルチザン武装闘争へと身を投じてゆく—。戦後一貫して、名もなき貧しき者たちの戦争経験を掘り起こし記録しつづけてきた著者が、晩年、若い世代に向けて熱く語った自らの体験の記録。

Table of Contents

  • 1章 ファシズム 一九二二〜三九年
  • 2章 西部戦線での戦争
  • 3章 ギリシア=アルバニア戦線 一九四〇〜四一年—モーデナ陸軍士官学校
  • 4章 ロシア戦線イタリア派遣軍(CSIR)—山学軍団の備え
  • 5章 第八軍(ARMIR) 一九四二年七月〜一九四三年一月一六日—ロシア戦線における山岳軍団
  • 6章 ロシアから退却と捕囚
  • 7章 一九四三年七月二五日から九月八日まで—初期のパルチザン部隊
  • 8章 クーネオ地域におけるパルチザン戦—第四部隊と一九四四年四月の掃討・「カルロ・ロッセッリ」旅団と一九四四年八月の掃討・フランスにおける「カルロ・ロッセッリ」旅団
  • 9章 クーネオの解放と「解放」後

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Details

  • NCID
    BB02917797
  • ISBN
    • 9784000246552
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    ita
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xix, 254, 4p, 図版5p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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