黄色い虫 : 船山馨と妻・春子の生涯
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書誌事項
黄色い虫 : 船山馨と妻・春子の生涯
小学館, 2010.7
- タイトル別名
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黄色い虫 : 船山馨と妻春子の生涯
- タイトル読み
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キイロイ ムシ : フナヤマ カオル ト ツマ ハルコ ノ ショウガイ
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内容説明・目次
内容説明
昭和23年、急逝した太宰治のピンチヒッターに立った船山馨は、準備期間のない新聞連載の執筆に心身とも消耗し、ヒロポンに溺れていった。やがて妻・春子も追うように中毒になり、なりふりかまわず借金を重ね薬物を買い漁った。同じ幻覚を見ながら、奇行を繰り返すふたり。懇意にしていた林芙美子の死をきっかけにヒロポンを断つが、馨の作家としての評価は地に堕ちた。しかし、春子は夫の復活を信じて、家族を守るために奔走する—薬物中毒、借金地獄、激動の時代を破天荒に生きた作家とその妻の壮絶な人生を描いたノンフィクション。
目次
- 第1章 狂乱の家
- 第2章 だまし討ち
- 第3章 泪
- 第4章 水の音
- エピローグ 二頭の蝶
「BOOKデータベース」 より