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「天皇家」誕生の謎

関裕二 [著]

(講談社+α文庫)

講談社, 2010.7

タイトル別名

天皇家誕生の謎

タイトル読み

テンノウケ タンジョウ ノ ナゾ

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注記

参考文献: p248-250

内容説明・目次

内容説明

なぜ、「天皇」という不思議な王が必要とされたのか。皇位はいつ、どのように築かれたのか。謎を解くカギはヤマト建国から8世紀の、凄惨な権力抗争の中にあった。天の羽衣伝説、出雲神話、竹取物語に隠された真実。「正史」が恐れ抹殺した系譜。自ら天皇家を滅ぼそうとした天皇の存在…。古代史の暗部から国家が姿を現し、「万世一系」の近代天皇制に至る一本の道が見えてくる。スリリングな展開で古代史読書の指針となる一冊。

目次

  • 序章 王家の虚無(不老不死を望まなかった天皇;虚無感はどこからきたのか ほか)
  • 第1章 すり替えられた皇祖神(神となった天皇;「天皇」の誕生はいつなのか ほか)
  • 第2章 富士山と東国と天皇の謎(なぜ、富士山は無視されたのか;富士山をめぐる豹変ぶり ほか)
  • 第3章 表の天皇、裏の出雲(天皇と出雲国造は、表と裏;出雲はたんなる神話ではない ほか)
  • 第4章 天皇とは何か(天武が「神」と称えられたわけ;始祖王たちは呪い崇る「鬼」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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