半透明の美学
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半透明の美学
岩波書店, 2010.8
- タイトル読み
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ハントウメイ ノ ビガク
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内容説明・目次
内容説明
なぜ「半透明」に注目するのか。そこからいかなる新しい世界が開示されるのか。しかし、そのどっちつかずの両義性にこそ、従来の芸術観を乗りこえる感性と思考の潜勢力が宿っているのだとしたら?アリストテレスをはじめ、聖書、ダンテ、メルロ=ポンティ、ドゥルーズ、ジャンケレヴィッチらの言葉と、リヒター、ドラクロワ、クレー、ベーコン、ジャコメッティ、モランディ、デュシャンなどの“灰色と埃の美術史”との交差点から、知られざる「半透明の美学」が姿を現わす。
目次
- 第1章 透明でもなく、不透明でもなく(なぜ半透明なのか;透明性vs.不透明性 ほか)
- 第2章 半透明の美学=感性学(アリストテレスの「ディアファネース」;「ディアファネース」と「分有」 ほか)
- 第3章 半透明のイコノグラフィー(灰色、あるいは「色の震え」;灰色の魔術師、ゲルハルト・リヒター ほか)
- 第4章 半透明の星座(「肉」と「ディアファネース」;「肉」の検討と展開 ほか)
「BOOKデータベース」 より