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キリストの勝利

塩野七生著

(新潮文庫, し-12-88, し-12-89, し-12-90 . ローマ人の物語 / 塩野七生著||ローマジン ノ モノガタリ ; 38-40)

新潮社, 2010.9

タイトル別名

Res gestae populi Romani de Christi victoria

タイトル読み

キリスト ノ ショウリ

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注記

その他タイトルはカバージャケットによる

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784101181882

内容説明

紀元337年、大帝コンスタンティヌスがついに没する。死後は帝国を五分し、三人の息子と二人の甥に分割統治させると公表していた。だがすぐさま甥たちが粛清され、息子たちも内戦に突入する。最後に一人残り、大帝のキリスト教振興の遺志を引き継いだのは、次男コンスタンティウス。そして副帝として登場したのが、後に背教者と呼ばれる、ユリアヌスであった。
巻冊次

中 ISBN 9784101181899

内容説明

若き副帝ユリアヌスは、前線での活躍で将兵や民衆の心を掴んでゆく。コンスタンティウスは討伐に向かうが突然病に倒れ、紀元361年、ユリアヌスはついに皇帝となる。登位の後は先帝たちの定めたキリスト教会優遇策を全廃。ローマ帝国をかつて支えた精神の再興を目指し、伝統的な多神教を擁護した。この改革は既得権層から強硬な反対に遭うが、ユリアヌスは改革を次々と断行していくのだった—。
巻冊次

下 ISBN 9784101181905

内容説明

ユリアヌスは数々の改革を実行したが、その生涯は短く終わる。政策の多くが後継の皇帝たちから無効とされ、ローマのキリスト教科は一層進んだ。そして皇帝テオドシウスがキリスト教を国教と定めるに至り、キリスト教の覇権は決定的となる。ついにローマ帝国はキリスト教に呑み込まれたのだ。この大逆転の背後には、権謀術数に長けたミラノ大司教、アンブロシウスの存在があった。

「BOOKデータベース」 より

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