精神分析と美
著者
書誌事項
精神分析と美
みすず書房, 2010.8
- タイトル別名
-
The apprehension of beauty : the role of aesthetic conflict in development, art, and violence
- タイトル読み
-
セイシン ブンセキ ト ビ
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注記
監訳: 細澤仁
原著の出版事項: Scotland, Clunie Press, 1988
参考文献: p295-296
内容説明・目次
内容説明
原初的体験としての美的葛藤、それはわれわれの発達や精神病理の構造に何をもたらすのか—。ポストクライン派の最重要人物が辿り着いた美的体験と創造性、精神分析過程をめぐる壮大な試論。
目次
- 美の理解
- 美的葛藤—発達過程におけるその位置
- 第一印象をめぐって
- 美的相互性をめぐって
- 発達早期における父親の役割
- 暴力の問題
- 未知の国—『ハムレット』における美的葛藤の形
- 精神分析プロセスにおける美的葛藤の位置
- 美的葛藤からの退避—冷笑主義、倒錯、そして、悪趣味
- 美的対象の回復
- 夢を抱えること—美的評価の本質
- 洞穴の影、壁に書かれた文字
「BOOKデータベース」 より