帝国の落日 : パックス・ブリタニカ完結篇
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書誌事項
帝国の落日 : パックス・ブリタニカ完結篇
講談社, 2010.9
- 上巻
- 下巻
- タイトル別名
-
Farewell the trumpets
帝国の落日 : パックスブリタニカ完結篇
- タイトル読み
-
テイコク ノ ラクジツ : パックス・ブリタニカ カンケツヘン
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注記
下巻の訳者: 池央耿, 椋田直子
大英帝国の盛衰を描く三部作「パックス・ブリタニカ・トリロジー(Pax Britannica trilogy) 」の第三部の翻訳
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上巻 ISBN 9784062152471
内容説明
未曾有の繁栄から世界大戦とインド独立で揺らぐ新世紀へ。ヴィクトリア女王即位60周年の盛大な祝典から3年半後の1901年1月、女王は崩御し、帝国の美徳も消えていった。大英帝国の落日が新世紀とともに始まったのである。海軍相チャーチル、アラビアのロレンス、インド独立の闘士ガンディーなど、多彩な群像が登場する帝国最後の栄光と悲劇を描く。英国歴史文学の最高傑作。
目次
- 第1部 大いなる幻影—一八九七〜一九一八年(太陽を恋う日時計のごとく—ヴィクトリア女王即位六〇周年記念祭と、ヴィクトリアの帝国の現状;危機に陥った探検家—ファショダ事件;国旗を追って—帝国主義思想を教え込む;いつもの暮らし—第二次ボーア戦争 ほか)
- 第2部 揺らぐ目的—一九一八〜一九三九年(新世界へ—帝国の歩調が変わる;最初で最後の打撃—アイルランドと帝国の将来;アラブ世界の英国人—東方の新たな支配者;手探りの前進—インド独立を目指して)
- 巻冊次
-
下巻 ISBN 9784062152488
内容説明
最盛期には世界の陸地と人口の4分の1を支配した大英帝国。しかし、2度の大戦による疲弊と、植民地経営に力を注いだ結果、自動車などの世界市場進出に出遅れる。帝国各地では民族独立運動が激化し、長年抑圧されてきた不満と恨みが一気に噴出した。窮地の帝国が活路を求めた最後の日々を追跡する。
目次
- 第2部 揺らぐ目的 一九一八〜一九三九年(つづき)(人好きがして偏りのない未完の支配者たち;英国流儀;技術;芸術形式;個性派;白人女性;冒険者たち)
- 第3部 喇叭よ、さらば 一九三九〜一九六五年(最後の大戦;継ぐ者たちの台頭;一九四七年;最後の奮起;最後の撤退;渚にて;帰還)
「BOOKデータベース」 より